皆様こんにちは、大学で心理学を齧っている宿理結以(しゅくりゆい)です。
今回はアンチの正体を明かしたいと思います。
それはズバリ・・・
比較優位型です。
比較優位型ってなぁに?
比較優位型とは自己肯定感が低い人の分類の1つです。
比較優位型の特徴として次のものが挙げられます。
・他者を批判する
・自己顕示欲が強い
・自慢話が多い
・人にアドバイスしたがる
格闘技や武道系の動画のコメ欄にいっぱいいますね!
勉強のために実例をいくつか挙げて解説していきます。
ちょっと格闘技のショート動画漁ったら「おー、いたいた」ってレベルでいっぱい出てきました。
例:異種格闘技の交流試合のコメント欄にて
「学生の喧嘩と変わらん」
こちらのコメントは試合をしている2人に対して、レベルが低いと揶揄している発言です。
本来は画面の中の他人の試合などはどうでも良くてわざわざコメントで干渉する必要はありません。
では、なぜこのようなコメントを投稿してしまうかと言うと自分に自信がないからです。
自分に自信がないと他人の事が気になって仕方がありません。
そして、それを紛らわすために引き下げの心理が働いています。
引き下げの心理とは他者を下げる発言をする事で一時的に自分が優位に立ったと錯覚して優越感を得る事です。
「どっちも素人」
こちらのコメントも試合をしている2人に対して、レベルが低いと揶揄している発言です。
そのため、先ほどと同様に自己肯定感の低さから引き下げの心理が働いています。
コメント投稿者が素人なのか経験者なのかは分かりませんが、引き下げの心理によって動画内の2人を自分と同等かそれ未満に下げたと錯覚して優越感を得ます。
ちなみにコメント投稿者の格闘技的強さや技術のレベルは関係ありません。
自己肯定感が低い上に比較優位型であり、他者を貶す事に躊躇いがない民度の低い人ならこのようなコメントを投稿します。
「カス、隙だらけ過ぎる。後ろ回しとか打つ意味がわからん。普通に前蹴りで距離作ってローでええやろ」
こちらのコメントは後ろ回し蹴りを使った一方に対してレベルが低いと揶揄すると共にアドバイスしているケースです。
レベルが低いと揶揄するのは先ほどの2件と同様の理由であると推測できます。
アドバイスに関しては自分がこの人より上の立場にいると思い込みたい心理からです。
ちなみに後ろ回し蹴りを試合で使う意味ですが、自分がまだ使いこなせていない新しい技を開拓するためだと思われます。
試合とは読んで字のごとく試し合いです。実戦とは異なり、失敗したら死傷する訳ではありません。あくまで稽古の1つです。出来ない技を稽古して出来るように努めるのは当然の事です。
いかがでしたか?
インターネットの世界にはこのような人達が無数にいます。
しかし、人を批判しても下げても自分が上がる事はありません。
また、どんなに努力して自分が強くなっても自己肯定感が低いままであればアドバイスやマウントなどを繰り返します。
人と比較する事を辞め、基準を他の人にせず、自分自身をしっかりと見つめて自分の成長を実感できれば自己肯定感を上げることが出来ます。
そうすればSNSにアンチコメントを投稿する腐れゲロ人間から脱出できるでしょう!